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BRICs新興する大国と日本(平凡社新書) [本(世界事情]

『BRICs新興する大国と日本』
門倉貴史(第一生命のエコノミスト)
平凡社新書(2006)


中国、インド、ロシア、ブラジルの未来予想図。

エピソードとシミュレーションで語るBRICs経済。

ロシアの資源の世界に占める割合。
原油の5.7%、天然ガスの30.5%、石炭の15.9%ロシア
鉄鉱石の7.7%、ニッケルの21.9%。
ロシアはインドや中国のような人口大国ではないので、
資源輸出国としての地位は安泰だ。

電力消費は経済活動に比例する。
その考えで計算すると、
98年の中国の成長率は、公式の+7.8%でなく+2%
逆に03年は+9.5でなく+12だった。
中国の統計は全くあてにならない。

私が思うに、
この四ヵ国の地政学的な潜在力は認めるが、
社会風土的障害というものが考慮されておらず、
この本で示されるほどバラ色の未来がこれらの国に訪れるとは思えない。

発展途上国が先進国へと変化した例の数の少なさを考えると良いだろう。

『科学と宗教との闘争』
ホワイト(教育者、政治家、歴史学、英文学)
岩波新書(1968)


宗教がどのように科学を阻んできたかわかる。

神学の偏見を非難するベーコンに神学の偏見があるという。


『暴かれた9.11疑惑の真相』
ベンジャミン・フルフォード(カナダ人のフリー・ジャーナリスト)
扶桑社(2006)


ただの宣伝文書か? 状況証拠を羅列するが……

正直、この著者の他の本を見る限り、
とても信用する気にはなれないな。

面白い状況証拠としては、
アメリカン航空11便の通し番号がついた部品が見つからないのに、
実行犯のパスポートが見つかる不自然さ。
ハイジャックされた4機の平均搭乗率は27%しかなかった。
ビルの所有者ラリー・シルバースタインはテロで大儲けした。
46億ドル手に入れたらしい。
ふーん。

疑う人は多いらしい。
チャーリー・シーンは、
事件はアメリカ政府が起こしたといっているらしい。

政権が民主党にかわったら真相がわかるだろうという。
そうだな。将来何かが出てくるとは思う。

『ニュージーランドAtoZ』
池本健一(ニュージーランド学)
丸善ライブラリー(1998)


まとまりが悪い感じ。

・1893年、世界で最初に女性参政権を認めたのがニュージーランド
・羊が人の13倍
・マオリは人口の12-13%

飛べない鳥のモアは最大で200kg、
マダガスカルのエピオルニスは、高さ3m体重500kgだそうだ。
まさしく恐竜の子孫というに相応しい。


『エリートのつくり方』
柏倉康夫(フランスの政治と社会、NHK)
ちくま新書(1996)


フランスの高等教育を知る。

高等中学校・リセの最終学年を哲学級と呼ぶ。
哲学を学ぶらしい。
日本では哲学なんて学校やらないよな。
正直、必要もないと思うし。

フランス人はいちいち納得させないと動かない。
中国、アメリカもそうだよね。大陸文化の特性かな。

エコール・ポリテクニックの入試に体育の実技試験がある。
体育の能力は努力で補えるものでもないし、何か疑問だ。

エコール・ポリテクニック、女性は8-10%。
これは少な過ぎ。なぜだろう?

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