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まんが漢字でハングル(カッパ・ブックス) [本(韓国語学習]

『まんが漢字でハングル』
高信太郎(韓国通の漫画家)
カッパ・ブックス(2004)


韓国語の漢字語一覧。

日本語の漢字語率60%、韓国語では70%。
しかも、ほとんどが日韓共通だ。
故に漢字語を覚えてしまうのが効率的。

全部写した。
現代中国語に似た発音より、
日本語の音読みに似た発音の方が多いようだ。

『北朝鮮トリビア』
加藤将輝(北朝鮮に何度も行ったコラムニスト)
飛鳥新社(2004)


さくっと読める北朝鮮の怪奇。

北朝鮮産のサッポロビール・ピョンヤン。
東芝テレビや三洋冷蔵庫がラベルを貼り替えて北朝鮮製に化ける。
日本の物がたくさんあるようです。

北朝鮮では世宗大王がハングルを作ったことを知らない。
さらに朝鮮戦争は北が単独で「勝利」したことになってるそうな。
中国軍は影も形もなし!
恐ろしい歴史教育だ。

北朝鮮にキムチはない、あるのは唐辛子のない塩漬けだそうだ。
唐辛子のないキムチなんて……

ちなみにハングルもない。
ハングルではなくチョソングルと呼ぶそうな。

『ある北朝鮮兵士の告白』
韓景旭(中国朝鮮族の社会学者)
新潮新書(2006)


ひたすら泥棒して賄賂を送る話。兵士とは盗賊なり。

軍隊で盗みをしたことのない者はおそらくいないという。
食い物がないし、物もないので泥棒して調達するしかないのである。

また試験のときはみな賄賂を送る。
試験はすべて賄賂で決まるのだ。
大学入試の身長不足も賄賂で解決してしまう。

泥棒、泥棒、賄賂、泥棒、泥棒、賄賂。これが兵士の生活らしい。

『日本より怖い 韓国の怪談』
島村恭則(韓国に詳しい民俗学者)
河出夢文庫(2003)


韓国は基本的に日本と同じ。

10年遅れで登場した韓国の口裂け女=赤いマスクの女。
なぜか韓国ではマスクが赤いらしい。原色好き?

韓国には死神の話あるが、
日本には疫病神や貧乏神はいても死神はいなかった。
この違いはどこから来るのだろうか?
キリスト教の影響か?

『日本の死体、韓国の死体』
上野正彦(法医学者)
文國鎮(法医学者)
青春出版社(2002)


刺激的な本。マニアックな話が続く。

解剖しようとすると韓国人遺族が言う。
"死んでる人間をまた殺すのか"

解剖しようとすると日本人遺族が言う。
"解剖すれば生き返るのか"

それで、解剖をなしにしようとするとアメリカ人遺族が言う。
"解剖しないで死因がわかるのか"

死体洗いのアルバイトは日本の都市伝説。
存在しないそうです。

死体が滅多刺し。
しかし怨恨とは限らない。
弱い人が強い人を刺し殺すとき滅多刺しにするのだという。

日本では天寿で死んだらある程度葬式で騒いでもよいが、
韓国の葬式では大声や笑いは不謹慎だという。
あれ? 王少鋒は、韓国の葬式・故人が天寿を全うしたら、
笑いはしゃいで問題なしと言っていたが?

日本の動機の貧弱な殺人の増加を憂う上野正彦。
韓国ではそんなことはないでしょう、
やはり日本はおかしくなったという。
対して文國鎮が、"韓国でも同様"とあっさり話が終わる。

上野正彦も日本の社会の異常という
テレビの幻想に毒されていたわけである。

『朝鮮科学文化史へのアプローチ』
任正[火赫](理論物理学)
明石書店(1995)


科学史研究の紹介。

洪大容の地転説、山片蟠桃の宇宙論、木綿の種を持ち帰った文益漸、
火薬製造の崔茂宣、蒋英実の測雨器や水標、許浚の東医宝鑑、
など、面白そうなネタがありそうだ。

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