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英語を学べばバカになる(光文社新書) [本(世界事情]

『英語を学べばバカになる/薬師院仁志/光文社新書/2006』
著者:フランス語が話せる教育社会学者
評価:アメリカ嫌いでフランス好きだということしかわからん。

驚き。国連英検と国連はあまり関係がないらしい。

トッド:2050年にはアメリカ帝国は存在しないという。
まだ40年以上も後の話ではねえ。

ヨーロッパでは勉強してから議論しないと意味がないが、
アメリカではとにかく自分の意見を述べるという。
確かに愚民政治の危険を感じる。

ヨーロッパ人の感覚。
アメリカ人は究極の真理と大多数の賛同を混同している。

ヨーロッパでは国家は市民に権利を与える存在だが、
アメリカでは市民の権利を奪う存在である。
アメリカに陪審裁判があるのは、
政府の弾圧を防ぐことができるかららしい。

アメリカでは鬱病者数より抗鬱剤の販売量が多い。
性格を積極的にするため抗鬱剤のプロザックを服用するのだ。
プロザックは意見表明のためのドーピングであるという。

スウェーデンではディズニーアニメの吹き替え費用が割に合わない。
視聴者数が足りないからだ。
だから、ディズニーが見たければ英語を勉強するしかない。
北欧で英語を話せる人が多いのはそういうこと。

タグ:薬師院仁志
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