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巨龍の苦闘:中国、GDP世界一位の幻想(角川新書) [本(中国事情]

『巨龍の苦闘』
津上俊哉(現代中国研究家)
角川新書(2015)


権力の集中
実質GDP成長率は5%を割り込んでいる
簡政放権
依法治国
三権分立の匂いがする改革案

中共の中興の祖
中国が抗日戦争の苦難の末に勝ち取った常任理事国のステータス

日本企業にとって最も訴訟リスクの高いマーケットは断然にアメリカ、中国ではない

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

国連はもともと日独伊を制圧するための組織だし、
中国が日本に常任理事国として並ばれるのが嫌というのは納得。

著者はもと官僚で、
実体験よりも資料とデータから分析している。

・今日の一言(本文より)
政策不出中南海。
党中央が決めた政策は中南海の門を出られない。
Policies and commands stop at the gate of Zhongnanhai.
정부 정책이나 명령이 중국 지도부의 집단 거주지인 중난하이(中南海) 밖까지 전파되는 법이 드물다.

タグ:津上俊哉
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