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沢庵:徳川家光に慕われた名僧(中公新書) [本(人物伝記]

『沢庵:徳川家光に慕われた名僧』
船岡誠(日本仏教史、日本思想史)
中公新書(1988)


宮本武蔵とも沢庵漬けとも関係なし
沢庵1573-1645
妻の不倫の子の可能性
14歳のとき浄土宗から禅宗へ
禅病としての鬱病にかかる

白隠も禅病に
紫衣事件1627で流罪に
柳生宗矩との交友
家光に気に入られる
堺の南宗寺

分けのぼる 麓の道は かはれども 同じ雲井の 月を見るかな

家光は宗矩に学んで免許皆伝を得た
観音通身手眼の道理。全身が手となり、全身が眼となるような自在な働き
剣術、槍術に影響を与えた
茶の湯の道。天地中和の気を楽しむこと

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度2/5

剣の道は観音さまだったのか。

・今日の一言(本文より)
大自然を茶室という限られた空間に移し、そこで自然と人間との融合が志向される。その瞬間、日々の生活でたまった心の塵は洗い清められ、そこにある種の仙境が実現する。その時と場を体現することにより、そその人は再び新しい生活へともどっていく。
대자연을 다실이라는 한정된 공간에 옮기고, 거기서 자연과 인간을 융합하려고 한다. 그 순간, 나날의 생활에서 쌓인 마음의 먼지가 씻겨져 깨끗하게 되고, 거기서는 일종의 선경(仙境)이 실현된다. 그 시간과 장소를 경험하고 뒤 사람은 다시 새로운 생활로 돌아간다.
把大自然移到有限空间的茶室里,在这儿要达到自然和人的融合。在那个瞬间可以洗清每天的生活里积成的心中的尘埃,茶室变成了一种仙境。通过那时间和场所,使参加的人再回到新的生活里去。
Introduce nature into the tearoom, which has limited space, in order to unite nature with humans. At that moment the dust from daily life is washed away and the tearoom becomes like a pure land. People experience this time and place, and then return with a new outlook.

タグ:船岡誠
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