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摂取のひかり [本(仏教]

se_hika.jpg 『摂取のひかり』
上田見宥(浄土宗)
総本山知恩院自行道場(1999)


都に下り立った法然上人は、
佛縁を得て嵯峨の釈迦堂でお籠もり
24歳のとき不取正覚へ踏み出す

三縁の義。
仏が聞く親縁、
仏が現れる近縁、
仏が罪を除く増上縁

摂取の益を蒙るのは平生の時
私が、今、ここで

中国の阿弥陀仏の印相は日本と異なる。引接摂取の印
円光大師=法然上人
三毒+三つの煩悩。疑、慢、邪見

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度2/5

他人が悪い、社会が悪い、政治が悪いという前に……
というのがあるが、仏教者に多い心理主義の誤謬。
全く危険思想で、実際政治は悪いのだよ。

・今日の一言(本文より)
月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の こころにぞすむ
月影のいたらぬ里はなけれどもながむる人のこころにぞすむ。
(月の光が届かない人里などないが、月を眺める人の心の中にこそ月ははっきりと存在している。)
달빛이 닿지 않는 마을은 없겠지만, 달을 바라보는 사람의 마음 속에야말로 달은 뚜렷하게 존재하고 있다.
There are no villages where the moonlight doesn't reach, but the moon exists most vividly in the mind of the person gazing at it.
Even though the moon's light reaches all villages, the moon exists most vividly in the mind of the person gazing at it.
世上没有月光照不到的村庄,月亮在眺望月亮的人的心中才清楚/真正地存在。
月光虽无处不照 唯宿仰望者心中

タグ:上田見宥
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