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道徳の哲学 [本(哲学思想]

『道徳の哲学』
三宅剛一(哲学)
岩波書店(1969)


フィロソフィアは、
それ自身浄化であって、
輪廻から離脱する途である。

道徳の基礎は自由な意志
ペルゾーン。神に対する自己のあり方

本来の人間性からの疎外として批判。ニーチェとマルクス
歴史的観点から現在肯定。ヘーゲル、コント

ニーチェは神は死んだといって神が無いといわない

古代は有機的に循環する生活が、生の終わりに、
生活のもたらしうる意味を残らず与えるので
「老いて、生きるに厭きて」死ぬことができた。
トルストイとウェーバー

☆☆☆☆☆
難易度4/5 推薦度2/5

現象学的やり方で考察したもの。
ドイツ語、英語の原文の直接引用が多く難解。

ストア学派と仏教の類似が面白い。

・今日の一言(本文より、論語)
己所不欲。勿施於人。
己の欲せざる所を、人に施すこと勿かれ。
자기가 바라지 않는 바는 남에게도 하지 마라.
What you don't want done to you, don't do to others.

タグ:三宅剛一
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