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日本の「行事」と「食」のしきたり(プレイブックス・インテリジェンス) [本(日本文化]

『日本の「行事」と「食」のしきたり』
新谷尚紀(民俗学)
プレイブックス・インテリジェンス(2004)


金団は本来は金色をした団子のこと
節分で鬼は外を言わない地域が意外に多い

屋代弘賢の各藩への行事と冠婚葬祭のアンケート
諸国風俗問状

正月の雑煮。東は角餅ですまし汁、西は丸餅で味噌汁
鰻の蒲焼き。江戸の背開き、京阪の腹開き

納豆の初出は11世紀初の『新猿楽記』藤原明衡
貝原益軒は納豆が大嫌い

山梨のほうとう。かぼちゃ
栃木のしもつかれ、残り物を使う
江戸の夜鷹そば、浪速の夜鳴きうどん
秋田のしょっつる鍋、魚醤
金沢のじぶ煮
滋賀のふな鮨
奈良の柿の葉寿司
嵯峨野の湯豆腐

日本初のお盆行事は推古天皇14年、606年
新嘗祭が勤労感謝の日へ
漢代の束皙の『餅賦』
北朝で半月形の餃子が登場
戦前にたこ焼きはなかった

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度3/5

旅行の時、知っておくと面白いかも。

・今日の一言(本文より)
端午の節句には病除け、毒除けの意味で薬効のある菖蒲やよもぎを軒にさしたり、髪につけたり、枕の下に敷いたりした。そして粽や柏餅を食べて邪気を払う。
단오절에는 병의 방지, 해독의 의미로 약효가 있는 창포나 쑥갓을 처마에 꽂거나, 머리에 붙이거나, 베개 밑에 깔아두기도 했다. 그리고 대나무 잎으로 말아서 찐 떡이나 떡갈나무 잎에 싼, 팥소를 넣은 찰떡을 먹고 사기를 물리친다.
日本的端午节为了防病、防毒把有药效的菖蒲或者艾蒿插在屋檐里或头发上,也垫在枕头下。然后吃粽子和用槲树叶包的带馅儿年糕来祓除邪气。
For the Boys' Festival people put siberian irises or japanese mugworts, which can prevent poisoning, in the eaves, in their hair, and under their pillows. Also they eat chimaki, rice dumplings wrapped in bamboo leaves, or kashiwara mochi, rice cakes wrapped in oak leaf, to get rid of evil energy.

タグ:新谷尚紀
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