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歌舞伎の愉しみ方(岩波新書) [本(日本文化]

『歌舞伎の愉しみ方』
山川静夫(アナウンサー、エッセイスト)
岩波新書(2008)


一座は高こうがさりまするが、
口上をもっておん願い申し上げます。

三色の幕。定式幕。萌黄色、柿色、黒
看板の文字は勘亭流

雪の場面では白い黒衣
海の場面では青い黒衣
舞台で使う雪は三角に切った紙
三角に切った紙はくるくると回り雪らしい
遠くで戦う様子を子役が演じて遠近法で遠く見せる

歌舞伎は時代物と世話物に
荒事、隈取、やつし、和事
浄瑠璃は大阪で発達

陸上の盗賊石川五右衛門、海賊の毛剃九衛門
徹底した悪人村井長庵

討ち入りの義士が47人、
いろは四十七文字、
『仮名手本忠臣蔵』

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度3/5

早く死ねよ。って感想が凄いな。
入門者の向けとしてよくできてると思う。

・今日の一言(本文より)
歌舞伎では、黒は「無」をあらわすという約束になっていますから、舞台の上を黒衣が走りまわっても「見えても見えないもの」として気にしません。
가부키로는 검은 색은, 무(無)를 뜻하는 암묵리의 양해가 있기 때문에, 무대 위를 구로고가 돌아다녀도 "보이지만 보이지 않는 것"으로 마음에 두지 않습니다.
因为歌舞伎里,黑色象征着"无",所以即使他们在舞台上四处走动,我们也会认为"就算看得见也当做看不见"从而无视他们。
In Kabuki black means nonexistence, so even if a kurogo runs around the stage the audience and actors pay no attention to them acting as if they can't see them even though they do.

タグ:山川静夫
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