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いまを生かされて [本(仏教]

『いまを生かされて』
大谷光真(浄土真宗本願寺派24代門主)
文藝春秋(2014)


現生正定聚と平生業成を訴える
勤行で多いのは
『教行信証』の『正信偈』と『三帖和讃』

私たちは世界に一人放り出された存在ではなく、
阿弥陀如来の力強い願いの中にいます。

宇野浩二の『聞く地蔵と聞かぬ地蔵』
卜占祭祀にはたよらない
生死しょうじ

自分の罪を知ることがさとりへの道となります

これを見て、和解には「場」が必要だとしみじみ感じました。

鹿児島では明治九年まで300年間浄土真宗が禁止されていた

私が自分で取ってきた信心ではないから、
自分で捨てるということはできません。

この世でさとりを開くことはできなくても、
さとりを開くことが定まったものになれる。

御堂の前は手を合わせる場所

☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度3/5

親鸞一人がためなりけり、というのは、
そうでなければここまで救いの条件は広くしなかったはず
という感嘆なのかな。

・今日の一言(本文より)
人生は努力次第だと努力して成功された方は、努力し通せなかった人、あるいは努力が実ることなく成功しなかった人に対して、厳しい見方をする場合があります。
인생은 노력하기 나름이라고 믿고 노력해서 성공한 분은, 끝까지 노력할 수 없었던 사람들, 혹은 노력이 열매를 맺지 않아서 성공하지 못한 사람들에 대해 엄격한 견해를 가지는 경우가 있습니다.
靠努力成功的人认为,人生取决于努力。对没有坚持努力的人或努力了但没有成功的人持有近乎苛刻的态度。
People who have succeeded through their efforts and think life depends on this hard work sometimes look strictly upon those that cannot put in the effort to the end, or those whose labour bears no fruit and fails.

タグ:大谷光真
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