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宇宙物理学者がどうしても解きたい12の謎 [本(物理/天文]

『宇宙物理学者がどうしても解きたい12の謎』
スティーヴン・ウェッブ(天文学教育研究者)
青土社(2013)


原題:New Eyes on the universe  

宇宙ができたころは
ダークエネルギーはほとんどなかった 

宇宙を満たす背景放射2.7Kよりも冷却する装置がある
ミルグラムの修正ニュートン力学
モファットの修正重力理論
不毛ニュートリノ
アインシュタイン・リング 

ライマンαの森が存在することは、
ダークマターが主として冷たいことも意味している。

これまでに見つかっている系外惑星の大半は、軌道が並ではない。
太陽系と違って円軌道でないものが多い
中心の星の非常に近くを木星以上の巨大惑星があることも

惑星の存在を検知する方法。
トランジット法、ドップラー分光法、
マイクロレンズ効果法、天体位置測定学

2010年、日本の探査機「はやぶさ」は小惑星に着陸した最初の宇宙船となった。 
in 2010, the Japanese Hayabusa probe became the first spacecraft to land on an asteroid. 

その後、およそ50億年前になって、膨張は加速を始めた。 
And then, about 5 billion years ago, the expansion began to accelerate. 

構図は徐々に、すべての銀河が中心に超大質量ブラックホールをもっているということになってきた。 
The picture gradually came about that every galaxy has a supermassive black hole at its heart. 

たぶんすべての銀河が一度はクェーサーなみに明るく輝いたことがある。 
Perhaps every galaxy once shone as brightly as a quasar. 

そこでは500太陽質量のブラックホールが周囲の物質を呑み込んでいるのだ。 
here is a 500 solar mass black hole gorging on the material in its environment.
 
ただ、科学では、わかればわかるほど知るべきことが出てくるのも確かだ。 
It's always the case in science, though, that as more is learned the more there is to learn.  

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

フルカラー。
観測装置の歴史と解説が多い。
日本の人工衛星が多数出てくる。

12の謎をまとめて列挙して欲しかった。

・今日の一言(本文より)
Unless there is some other intelligent, technologically advanced species out there in the cosmos, at the time of writing the coldest object in space is the Planck Observatory.
知能があって技術的に進んだ何かの生命が他に宇宙にいなければ、本書を書いている時点で宇宙で最も冷たいものはプランク衛星だ。 
지능이 있고 기술적으로 앞선 어떤 생명체가 우주에 따로 없다면 이 책을 쓰는 시점에서 볼 때 우주에서 가장 차가운 것은 플랑크 위성이다.
宇宙里不存在有知能并具有先进技术的其他生命的话,写这本书的现在,宇宙里最冷的东西是普朗克卫星。

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