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金融政策入門(岩波新書) [本(東洋史]

『金融政策入門』
湯本雅士(日銀、法学)
岩波新書(2013)


世界初の中央銀行はスウェーデン

デフレは公平ではない所得の再配分を強制する
FRBの使命。物価の安定と最大限の雇用維持
銀行券ルール、日銀券ルール。
保有する長期国債の残高を発行銀行券の残高の範囲内に収める

調整インフレ。
日本の財政状態を改善するにはインフレが一番効く

国際的に見て最低に近い所得税率
翁=岩田論争と植田裁定

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度0/5

広く浅く解説し過ぎ。
一見、みんなの意見を広く公平に集めて評価したように見える
極めて悪質な本。

白川体制下の慎重かつ良心的な行動、と実に好意的。
元日銀の人間だけはある。しかも経済学でなく法学の人。

主要参考文献にと本の『デフレの正体』を
新しい視点から一石を投じたものとして価値があるとしており
著者のスタンスがよくわかる。

日銀によるステマ本。

・今日の一言(本文より)
金融政策は、物価の安定を通じて国民経済の持続的発展を図ることを目的として運営されている。
금융정책은 물가의 안정을 통해서 국민 경제의 지속적인 발전을 도모하는 것을 목적으로 운영되고 있다.
金融政策的实行目的是通过物价的安定,实现国民经济的持续发展。
The financial policy is managed for the purpose of maintaining sustainable development of the national economy through the stability of prices.
The financial policy is managed in order to maintain sustainable development in the nation by stabilizing prices.

タグ:湯本雅士
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