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清朝と近代世界:19世紀〈シリーズ 中国近現代史 1〉(岩波新書) [本(東洋史]

『清朝と近代世界:19世紀』
吉澤誠一郎(中国近代史)
岩波新書(2010)


徳川政権は清朝と国交がなかった。
1863年、太平天国の鎮圧の指揮官となったゴードン

康煕帝もジューンガルに完全な勝利を収められず、
乾隆帝が討滅

中国のマルサス洪亮吉

阿片の弛禁論と厳禁論
死刑を決定できるのは皇帝のみ
不平等条約という概念はなかった

第二次阿片戦争。アロー戦争

曾国藩の湘軍、李鴻章の淮軍

曾国藩。官位を売って財源確保

私の処理はすべて和平の維持をめざすものだが、
きっと清議の指弾を受けるだろう。
曾国藩

捻軍。略奪側と自衛側の区別が曖昧
杜文秀。スルタン・スライマーン

1871年琉球民が台湾に漂着し殺される

琉球の北を日本に、南を中国にしようとした李鴻章

ハワイの白檀。中国語でホノルルは檀香山

善士によるNPO活動

人心善悪の機微は、国家治乱の機微にあい通じる。

清朝は、最末期になってようやく帝国と名乗り始める。

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

この時代は国という概念が今と大きく違うな。

・今日の一言(本文より、奕訢)
西洋人が機器・火器などを作ったり、船や軍隊を動かしたりするのは、すべて天文学・数学に由来しているのです。
서양인이 기기나 화기 등을 만들거나 배나 군대를 움직이거나 하는 데 다 천문학과 수학을 쓰고 있는 겁니다.
西洋人制造机器火器,操纵船只、指挥军队等,都根据天文学和数学。
When Westerners make various machines and firearms, operate ships, and move troops they use astronomy and mathematics.

タグ:吉澤誠一郎
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