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女帝の古代日本(岩波新書) [本(日本史]

『女帝の古代日本』
吉村武彦(日本古代史)
岩波新書(2012)


592年から770年の179年間のうちの95年は女帝
古代の女性天皇はすべて譲位している。
卑弥呼を神功皇后に比定した書紀

ヤマト王権に服属していない
土蜘蛛と蔑称される在地首長

初めてこの国を統治する天皇
という意味の天皇が崇神天皇

飛鳥までは天皇の代替わりごとに遷都していた
壬申の乱672年

あをによし 奈良の山なる 黒木もち 造れる室は 座せど飽きぬかも。聖武天皇

匿名で書を投じて告発されるのは処罰される行為

☆☆☆☆☆
呼称の問題にページを多く割いていて地味な本。

研究者の名前がすべて__さん、と呼んでいて
ものすごく違和感がある。だである体の論文調なんだから、
呼び捨てでいいと思うのだが。

p67『後漢書』によって潤色されている、
というのが意味がわからないな。

・今日の一言(本文より)
日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。
日出處天子,致書日没處天子。
일출처 천자가 일몰처 천자에게 안부서신을 보냅니다.
The Son of Heaven where the sun rises, to the Son of Heaven where the sun sets.

タグ:吉村武彦
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