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日本仏教:思想のあゆみ [本(仏教]

『日本仏教:思想のあゆみ』
竹村牧男(仏教学、大乗仏教思想)
浄土宗出版室(2012)


聖徳太子。法皇、法王、和国の教主
法華経。菩薩の指命を一つの大きな主題とする

最澄は後漢献帝の末裔
修行は自分のためでなく
むしろ他者のためにこそ行う。最澄
慈悲心利他心を有する者こそ国宝
三諦円融。どの事物にも空仮中の三つの真理が
融け合って存在している

法華経の読誦などが即身成仏を可能にする
真言宗では空海は金剛定に入定し
今も高野山の奥の院に禅定に入ったまま生きておられると信じている

曼陀羅とは輪円具足=すべての集合
東大寺は法然を尊重。華厳宗の相承を受けたとも
成仏されたのは十劫の昔
選択本願念仏。選択したのは阿弥陀仏
至誠心、深心、回向発願心。三心は念仏すると自然に備わる。法然
三心すべて阿弥陀仏の一心。親鸞
第十一願で仏となるも仏にとどまらずあえて菩薩に降下して娑婆に還る

教えの解釈で往生するのではない。一遍
我もはや生くるにあらず、キリスト我がうちにありて生くるなり。聖パウロ
聖パウロと一遍は似ている感じ。

☆☆☆☆☆
コンパクトにまとまった日本仏教史。

・今日の一言(本文より、道元)
仏道をならうというは、自己をならう也。自己をならうというは、自己をわするるなり。
学佛就是学着静观自己,静观自己便是忘记自己。
불도를 배우는 것은 자기를 배우는 것이다. 자기를 배우는 것은 자기를 잊는 것이다.
The way of the Buddha is to know yourself; To know yourself is to forget yourself.

タグ:竹村牧男
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