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道徳の神経哲学:神経倫理からみた社会意識の形成(社会脳シリーズ) [本(脳科学]

『道徳の神経哲学』
苧阪直行(心理学、意識科学)
新曜社(2012)


VMPFC損傷者は
太った男を落として五人を救う方を選択する
VMPFC損傷者は
最後通牒ゲームでは
ほんの少しの不公平も許容しない
VMPFCは愛着憐憫愛情罪悪感
DLPFCは憤慨軽蔑

精神病質の人々。
恐怖にかかわる脳部位に異常。罰に恐怖を抱かない

補足運動野は意識的意志に関係なく一定
側性化された準備電位は意識的意志より遅いことも

前頭極と頭頂葉で運動より最大で10秒早く活動。補足運動野より早い

四肢まひ患者が考えるだけでコンピュータを操作することができるようにした。
電子メールなどを読んでいる

笑いと扁桃体の関係は可能性あり

マクベス効果。
自身の道徳的罪を身体的汚濁と感じて嫌悪して洗い流そうとする

☆☆☆☆☆
道徳の感覚と脳活動の関連を示す実験例など。

・今日の一言(本文より)
リタリンには集中力を高める効果があり、米国では試験期間にはいるとこれを接種して試験に臨む学生がいるという。
리타린은 집중력을 향상시키는 효과가 있고, 미국에서는 시험기간에 들어가면 이것을 복용하고 시험을 보는 학생들이 있다고 한다.
利他林有提高集中精神的功能,在美国的考试期间,听说有的学生吃利他林后参加考试。
Since Ritalin has the ability to improve concentration, around examination time in the US some students take it before an examination.

タグ:苧阪直行
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