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根本仏教:阿含経典講義 [本(仏教]

konponbukyo.jpg 『根本仏教:阿含経典講義』
増谷文雄(宗教学、仏教学、浄土宗)
筑摩書房(1980)


イエスは弟子を二人ずつ遣わした
釈尊は一つの道を二人して行くなと述べた

色は魔羅である。
受は魔羅である。
想は魔羅である。
行は魔羅である。
識は魔羅である。
人がその心身のまよいによって内に感じる精神のかげりが仏典の悪魔

すべては相依性であり条件あり

自己の依りどころは自己のみである
一切が無常であることの戦慄

布薩という懺悔改悛の行事
リッチャヴィ族の子スナッカッタ。
釈尊もその教えも僧伽もよく理解していたが
神通奇蹟がないので釈尊の元を去った。

☆☆☆☆☆
悪魔とか梵天とか出てきても別に超自然的存在というわけではなく、
心理葛藤を示す表現なのだ。

・今日の一言(本文より、パスカル、パンセ)
It is deserting humanity to desert the middle way.
中間から逸脱することは、人間性から逸脱することである。
중간에서 일탈하는 것은 인간성으로부터 일탈하는 것이다.
越出中间就是越出人性。

タグ:増谷文雄
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