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1日で学び直す哲学:常識を打ち破る思考力をつける(光文社新書) [本(哲学思想]

『1日で学び直す哲学』
甲田純生(哲学)
光文社新書(2013)


ピタゴラス、ソクラテス、プラトン、
アリストテレス、デカルト、カント、
ヘーゲル、ハイデッガー

ピタゴラスは教祖。教義は魂の不死と輪廻転生
哲学は数学に恋い焦がれる。

ソクラテスは国家の神々を認めないと訴えられ、
イエスはユダヤの神を否定すると訴えられた
十字架にかけられた神としてのイエス
永遠なるものを観る=テオーリア=観照
イエスの死がキリスト教をつくり、ソクラテスの死が哲学をつくった

言葉とはことから由来する花びら。ハイデガーHeidegger
Koto ba says the petals that stem and flourish from the Ereignies Heidegger

アリストテレス。鶏が卵より先
アナムネーシス。言語にうちに眠っている真理を呼び起こす
数学の優位、現実への懐疑
ベルクソンの持続=空間化を許さない事象の全領域
タイムマシンは時間が流れるという誤解から
カント。時間や空間は概念ではなく感性の形式

ヘーゲル。存在するものはすべて生成変化していくもの。
不変不動の存在はどこにも存在しない。

質=存在と同一な規定性
量=存在に対して外的な規定性

私が意識できるのは自分から離れた超越的視点を設定できるから。
過去、現在、未来を区別できるから

人間の存在は時間

人間以外の生命体は生成消滅の円運動の中にある
人間だけが生成消滅という自然のサイクルの一部を生と死として意識する

☆☆☆☆☆
これは哲学の概論書としてよくできてる。お勧め。

バタイユは面白いが無意味だな。
時間の本質は出来事÷行為の数かな。

ヘーゲルは仏教に似ていないか?
ハイデッガーの配慮。私たちにとって何らかの可能性を秘めたものとしてある
ハイデッガーの配慮はアフォーダンスと類似するな。

・今日の一言(本文より、ハンナ・アレント、人間の条件)
where everything was immortal, mortality became the hallmark of human existence. Men are “the mortals,” the only mortal things in existence.
人間だけが死すべきものであり、したがって、可死性が人間の印となった。
인간만이 죽을 수 밖에 없는 존재이고 그러므로 가사성(可死性)이 인간의 상징이 됐다.
只有人才有死,所以可死性是人的特征。

タグ:甲田純生
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