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阿弥陀仏と極楽浄土の物語:全訳・浄土三部経 [本(仏教]

『阿弥陀仏と極楽浄土の物語』
大角修(宗教学、宗教史)
勉誠出版(2013)


装丁が美しく本も作りも丈夫に出来ている。
浄土三部経の訳本としては一番読みやすいと思う。
実際の訳部分に解説として追記があり興味深い。

サンスクリット=梵語。宇宙の根源の清らかさにつながる言語の意味を持つ。

仏の公平さ。念仏衆生摂取不捨。
仏を信じる人を仏が見捨てることはない。

阿弥陀経は西北インドか西アジアのオアシスで編まれたかもしれない。
イスラム庭園と類似すること。

あなたは、もし心を集中して念ずることができないのなら、
無量寿仏の御名を称えなさい。

十六観の最初は夕日を観じること。

求法の菩薩は、和顔愛語にして、衆生の心を察し、その願いを満たします。

人が善と悪を問うことはできない。一遍

この世界には67億の不退の菩薩がいる。
この人数が今の世界の人口に近いのは偶然だろうか?

・今日の一言(本文より)
すべての人々が心から信じて、わたしの国に生れたいと願い、わずか十回でも念仏して、もし生れることができないようなら、わたしは決してさとりを開きません。
十方眾生至心信樂。欲生我國乃至十念。若不生者不取正覺。
시방 세계의 중생들이 나의 명호를 듣고나서 지극심으로 믿고 즐겨 자신이 소유한 선근을 한 마음으로 회향하여 내국토에 나길 원하고 내지는 열번 생각하여 만약 왕생하지 못하면 정각을 취하지 않으리.
Suppose there are sentient beings that, with earnest faith and delight, wish to reborn in my land, even if by only thinking ten thoughts. If they should fail to be reborn there, I would not attain the perfect enlightenment.

タグ:大角修
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