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御進講録 [本(東洋思想]

『御進講録』
狩野直喜(支那哲学史、文学史)
みすず書房(2005)


大正十三年、昭和二年、四年、七年の天皇陛下への講義より

堯は名を放勲

儒家は一国も天下も大きな家族と考え君臣は父子の関係
儒教の徳治主義。帝王がその徳で民を善に導く
支那にも知られた山井鼎

左伝、戦争の正義を漢字で書き分ける。侵と征など
十七条憲法に儒教経典の文句が多数ある

☆☆☆☆☆
立派な治平の世として、
漢光武の建武、明帝の永平、
唐太宗の貞観、宋仁宋の慶暦、
明孝宗の弘治、清聖祖の康煕、高宗の乾隆を挙げる。
後漢が二つもランクインしてる!

・今日の一言(本文より)
日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや?
日出處天子,致書日没處天子,無恙?
일출처 천자가 일몰처 천자에게 안부서신을 보냅니다 ‘안녕하십니까’
The Son of Heaven where the sun rises, to the Son of Heaven where the sun sets , may good health be with you.

タグ:狩野直喜
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