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欲望の哲学:浄土教世界の思索 [本(東洋思想]

『欲望の哲学』
長谷正當(宗教学)
法蔵館(2003)


宗教を詩としてとらえる
完全に純粋なものは約束である。ヴェーユ

空は一切が消失する場所、土は一切が保存される場所
西田幾多郎と逆対応と親鸞
逆対応。相対が絶対否定を介して絶対に面するという関係
苦は聖い真実。転法輪経
私から無限に離れたものが私に近く、私の近くにあるものが私から無限に遠いという逆対応

三つの世界。自然、自由、欲望
ヴェーユの根源的欲求、注意、愛。
親鸞の至心、信楽、欲生

信は人間の心に出現し映っている如来の心。親鸞
法蔵菩薩が私である。曽我量深
先覚者は史上の人、救世主は純なる観念界の主。曽我
如来あるがゆえにに信じるにあらず、信じるがゆえに如来あるなり。清沢

☆☆☆☆☆
浄土とか天国とかを考える人間の心理は面白いと思う。

・今日の一言(本文より)
Workers need poetry more than bread.
労働者が必要としているのはパンよりも詩だ。シモーヌ・ヴェーユ
노동자가 필요로 하고 있는 것은 빵보다 시다.
劳动者比面包更需要诗。

タグ:長谷正當
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