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仏教者たちはこうして修行した:わたくしの釈尊論(浄土選書) [本(仏教]

bukkyozhawa.jpg 『仏教者たちはこうして修行した:わたくしの釈尊論』
松涛誠達(インド思想史、チベット文化史)
浄土選書(1991)


釈迦牟尼とはシャーキヤ族の出身者である聖者の意味
インドで年代がはっきりしているのは
アショーカ王の在位紀元前268-232
北伝よると釈尊は紀元前463-383

経典は、全員で合唱して内容を確定
アーナンダが経を。ウパーリが律を編集

生地ルンビニーは現在ネパール領
ジャイナ教の教祖ニガンタ・ナータブッタ。
マハーヴィーラ。ヴァルダマーナ。釈尊より20歳若い

業と輪廻を肯定したのはマハーヴィーラのみ

物事を判断する場合は、ある見方からすると、
という条件のもとに判断しなければならない。ジャイナ教

死体遺棄場所にとどまった釈尊
死体が腐敗し崩壊していく過程を観察し、
念想する実践は貪りを断ち切ることを目的とする
捨てられた不吉な服を着て墓地に住む
死体遺棄場と十字路は不吉にして神聖な場所

出家修行者が直接殺生にかかわらない場合は肉を食べてもよい。
その肉が自分のために殺されたのでなければ食べてよい

長老に報告して死体遺棄場へ行き死体の観察をする
出家修行者は死体遺棄の場所に端座して、
自己の「死」と対面し、
それを通じて自己の「肉体」の本質を認識する。

大悲。生きとし生きけるものの苦を自らの苦とする心

☆☆☆☆☆
この修行はちょっと怖いな……

・今日の一言(本文より)
釈尊は悟りを開いた後も、死体遺棄場で死体を観察しそれを念想する修行をしていた。
부처님은 득도한 후도 사체 유기장에서 사체를 관찰하고 그것을 생각하는 수행을 하고 있었다.
释迦牟尼开悟之后,也在尸体遗弃场观察冥想遗体进行修行。
After Buddha achieved spiritual enlightenment, he trained by meditating on a corpse that he watched decompose at the mortuary.

タグ:松涛誠達
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