SSブログ

シャドーイング 音読と英語習得の科学 [本(英語学習]

『シャドーイング 音読と英語習得の科学』
門田修平(心理言語学、応用言語学)
コスモピア(2012)


ペーパーバックが自由に読めるには300万語が目安

海馬でなく側頭葉の損傷した患者。
エピソード記憶も意味記憶も障害があるが1-2週間以内の記憶に障害がない

無意味語を記憶する実験。
初日は左海馬が活性化。15日目は左角回が活性化

非単語の復唱はできないが実単語の復唱はできる症例

シャドーイングは5回以上の反復には効果がはっきりしない。
5、6回でよいのではないか?

2秒以内のチャンクはリピーティング、
2秒以上はシャドーイングが容易
リピーティングは2秒を超えると再生率が大きく低下する
シャドーイングでリスニング力が向上する

学習済み課題と新規課題でのシャドーイング効果の違い。
未知課題が優位か?

バイリンガル話者は認知症の発症年齢が約4年遅くなる。

☆☆☆☆☆
ミラーニューロンがそもそもなぜミラーとして反応するのか
わかってなさそう……

『決定版 英語シャドーイング』
門田修平(心理言語学、応用言語学)
コスモピア(2004)


シャドーイングは同時通訳の日本語を部分を翻訳語のままにしたもの

シャドーイングではすぐ繰り返すことで日本語的な発音をしてしまうのを防ぐことができる
一語から数語遅れて復唱する

マンブリング。発音より聞こえてくる音に注意を集中する

シャドーイングでも発音より聞こえてくる音に注意を集中する

☆☆☆☆☆
母語獲得では、子どもは寝ている間は除いて
ほぼ24時間の間学習ターゲット言語に接しています。

……って24時間では除いてないのでは?
としょーもないツッコミが頭に浮かんでしまった。

一人でシャドーイングの練習をする場合、
レベルを下げるよりリピートを使って
短いチャンクごとに区切ってシャドーイングして、
それができたら長く一気にシャドーイングするのがいいのではないか?

・今日の一言(本文より)
音読マラソンをしても、スピーキング能力の向上はない。
음독 마라톤을 해도 스피킹(speaking) 능력은 향상되지 않는다.
朗读马拉松没有提高说话能力。
A reading-aloud marathon does not improve speaking ability,

タグ:門田修平
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。