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法然上人御法語講話 [本(仏教]

honenhogo1.jpg 『法然上人御法語講話〈上〉』
藤吉慈海(哲学、浄土宗)
山喜房仏書林(1977)


一枚起請文に感動して絵を描き浄土宗になると書いた一休

念仏は思想でなく実践。
まず念仏すればそれからわかる

正行とは阿弥陀さまに親近感を覚える実践

定中見仏は自然に仏さまが姿を現すこと。
仏を意図的に心に思い浮かべようとする観仏とは異なる。

honenhogo2.jpg 『法然上人御法語講話〈下〉』
藤吉慈海(哲学、浄土宗)
山喜房仏書林(1977)


一葉一如来
お釈迦さまの智恵と慈悲の精神が本願としてあらわれた
宇宙的な救済の意志
宇宙には人間を救いたいという大きな意志がはたらいている。

合掌することは自分をなくすることだ

聖道門の発心修行
浄土門の安心起行

少々のおろかさは往生のさわりにはなりません

カント:
仰いで天の星を見る時と、
伏して内なる道徳律(良心)の声を聞く時、
人はみな厳粛にならざるを得ない。

法然上人の霊場四国三十三所

ひろ深かの法然房

有縁の法といい人にはそれぞれ縁があり自分にふさわしい教えが与えられる

浄土宗の教えは、戒を守ることを必要としません。

後鳥羽上皇は晩年は念仏の信仰に帰した

小往生。安心決定。何の不安もない身の上になる

お念仏は牡丹雪のようだ。
ひとつひとつは小さいが一面銀世界になる。
一声一声の念仏も続ければ心も清浄となる

転重軽受。病苦や災難も比較的軽く受けることができる

あなたがお念仏しているところには必ず私がいる

追善回向:亡くなった人へ功徳を送る
還相廻向:再びこの世に帰って来て人びとを救うべきである

☆☆☆☆☆
本の作りが風情があってお気に入り。
著者の口調と法然の柔らかさが合っている。

・今日の一言(本文より)
仏の来迎は法爾の道理にて疑ひなし。
부처의 내영(來迎)은 자연의 도리므로 틀림없다.
佛的来迎是自然法则,没有怀疑的余地。
There is no doubt at all that Buddha welcomes you into His Paradise because you have facts equally in keeping with the nature of things.

タグ:藤吉慈海
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