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心と他者(中公文庫) [本(哲学思想]

『心と他者』
野矢茂樹(哲学、論理学)
中公文庫(2012)


大森荘蔵の注釈付き
幻覚と現実の違い
幻覚と知覚もまとめて括弧に入れて「立ち現われ」と呼ぶ

痛みに幻はあり得ない。大森荘蔵

知覚と幻覚とで異なるものは実践ないし行為の枠組みである。

私の心という概念にとって他者の心が不可欠

見間違いはあるが痛み間違いはない
味わい間違いはあるか

テレパシーが読めるのは言葉のみ

「この記号を矢として見る」といった言葉を学ぶことも理解することもできない人、
そのような人を「意味盲」と呼ぶ。ウィトゲンシュタイン
意味盲=アスペクト盲

☆☆☆☆☆
p217からの議論は問題。
行為予期感覚を感じることとできる。
ここでいう言葉は音声にしかならない。

著者の考える行為の枠組みはアフォーダンスに類似していて興味深い。

・今日の一言(本文より)
If you tried to doubt everything you would not get as far as doubting anything.
すべてを疑おうとする者は、疑うところまで行き着くこともできない。ウィトゲンシュタイン
모두를 의심하고자 하는 자는 의심하는 데까지 다다를 수도 없다.
如果要怀疑一切,不能达到怀疑的地步。

タグ:野矢茂樹
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