梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍

『法然・親鸞・一遍』
梅原猛（日本文化研究、哲学）
PHP研究所（2012）

法然の御影比較。54歳。59歳。73歳。75歳
後白河法皇に講義した髪が延び無精髭の法然。
思想に夢中で外見に無頓着に
法然の温顔
法然上人は文殊菩薩
15歳のとき両親が夜討ちで殺される
先祖は秦氏。渡来民で職能民
父はいわゆる悪党
念仏は口称念仏だと考えなければ、
すべての人を極楽浄土へ導くことはできない

二種廻向：往相廻向と還相廻向
還相廻向：再びこの世に還ってくる
極楽に往生したら苦しむ人を助けるため再びこの世に還ってくる
法然は一回目はお釈迦さまの無量寿経を聞く聴衆。
二回目は善導。三回目が法然。

親鸞は源頼朝の甥

僧侶の妻が大黒様
聖徳太子は肉食妻帯していた
九条兼実の娘玉日を妻に
恵信尼は玉日の侍女
夫婦が互いに相手を観音と仰ぐ

隠された十字架。聖徳太子の本
水底の歌。柿本人麻呂の本
宝満寺で法燈国師に禅の悟り印可を受け取る

日本の思想の本質は天台本覚思想。草も木も国土もすべてのものが成仏することができる

ショーペンハウエル：男性はそういう欲望によって支配されているので、背の低い、オッパイの大きい、みっともない女性を美しいと思っている。

・今日の一言（本文より）
日本では花に鳴く鶯、水に住む蛙まで歌を詠むのです。
일본에서는 꽃에 우는 휘파람새, 물에 사는 개구리까지 시를 읊는 것입니다.
在日本从花啼的黄莺、到水中的青蛙都会吟咏诗歌。
In Japan even bush warblers singing to the flowers, and frogs living in water, are composing poems.

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