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死霊 1~3 謎解き [本(小説]

『死霊1』
埴谷雄高(作家)
講談社文芸文庫(2003)


ドストエフスキーの悪霊をベースに思想史を展開したものかかな?

彼はそのとき時間を微細な瞬間に至るまで
一瞬の狂いもなく厳密に分割できるような気がした。

朝鮮人のなまりが中国人っぽい。助詞をとばしているし。


『死霊2』
埴谷雄高(作家)
講談社文芸文庫(2003)


"しりょう"じゃなくて"しれい"だった……

不快――それが俺の原理だ。


『死霊3』
埴谷雄高(作家)
講談社文芸文庫(2003)


自らの身体のみから発電する独自特種な自家発電装置の電流によって惹き起こされたところの故意の感電死の自殺。


『定本 謎解き『死霊』論』
川西政明(文芸評論、編集者)
河出書房新社(2007)


1949年に一度中断し76年に再開
埴谷雄高:嘗て耆那教の聖典に接したとき、
私には一つの奇妙なヴィジョンが浮かんだ。
釈迦と同時代の六人の尊者
大江健三郎は死霊が終わったと考えている

・今日の一言
貴方は信じていないものを確信しているのですか。
당신은 믿지 않는 것을 확신하고 있는 것입니까?
你确信不相信的事吗?
Are you confident of the things you do not believe?

タグ:埴谷雄高
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