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法然:イエスの面影をしのばせる人(こころの本) [本(人物伝記]

『法然:イエスの面影をしのばせる人』
井上洋治(キリスト教司祭)
筑摩書房(2001)


庶民や罪深い者のための
宗教家としての法然とイエスの比較。

天親菩薩の『往生論』では女性の往生を否定

常楽寺の女性が女性の姿のままで阿弥陀に迎えられている来仰図

法然の二面性と韜晦性

寺院のない法然、教会のないイエス

一生のあいだ悪いことばかりした者が、
臨終のときの一度の念仏によって往生するのは、
それが懺悔に支えられた念仏だからです。

はっきり言っておく。
徴税人や娼婦たちの方が、
あなたたちより先に神の国に入るだろう。
▽このキリストの言葉と悪人正機の類似。

流罪の配所は讃岐から土佐に変更
▽逆。誤植かな?

人は二つの道を同時に考えることはできても、
決して生きることはできない

・今日の一言(本文より)
He who is without sin among you, let him cast the first stone at her.
あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。
너희 가운데서 죄가 없는 사람이 먼저 이 여자에게 돌을 던져라.
众人中无罪者,得先掷石于此妇。

タグ:井上洋治
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