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日本の歴史がわかる本(知的生きかた文庫) [本(日本史]

『日本の歴史がわかる本〈古代~南北朝時代〉篇』
小和田哲男(日本史)
知的生きかた文庫(2010)


縄文時代の人口は10-30万人
15歳まで育てば平均31歳まで生きる

縄文時代の主食はドングリ
ドングリのアク抜きに土器
ベトナム語で稲はイネップ

ジャポニカは揚子江中流下流が原産
直接に北九州に伝播

縄文中期の人口26万人
東日本25万西日本1万人
麦文明の周と米文明の呉楚越、
呉楚越が破れ四方に亡命、日本など

倭はわたしのわだった
朝鮮半島南部も倭と呼ばれた

邪馬台国:白井白石は畿内説、本居宣長は北九州説
畿内説の問題:吉備国、出雲国など途中にある国の記載がないのが変

倭の五王九州王朝説に近い人:鶴峯戊申、長沼賢海、井上秀雄
磐井は大和政権から独立した国

有力氏族1182の内の324が渡来人

天皇は日本独特ではない。唐の高宗をまねたもの

第一次元寇は1274年11月19日で台風はこない
船を作った高麗人の手抜き造船と三別抄残党のゲリラ活動が勝因。

弘安の役1281年は台風



『日本の歴史がわかる本 室町・戦国~江戸時代篇』
小和田哲男(日本史)
知的生きかた文庫(2010)


室町時代から三食に
畳敷き詰める
下駄草履の普及
婿取り婚から嫁取り婚へ

勘合貿易では日本刀20万本以上輸出

三島倭冦:壱岐・対馬・松浦半島
後期倭冦は中国人が中心

鎌倉の足利成氏は1434-1497の20年以上続いた独立政権

月六回の六斎市は売り手に女性が多い。

日野富子1440-1496:
関所の税金、大名に高利貸し、側室殺し、我が子を将軍に

下克上一号は出雲の尼子経久1458-1541

戦国大名は150も守護大名出身は一割もない

分国法の制定・主君と家臣の相互協約

女戦国大名:
寿桂尼こと今川氏親の妻、赤松政則の妻めし殿洞松院尼

キリスト教徒が70万人に
ポルトガルの日本侵攻計画。九州四国は奪いとれると報告。

世界の銀の三分の一が日本産

鎖国という保護貿易
長崎でオランダと中国、薩摩で琉球、対馬で朝鮮、松前で蝦夷

生類憐れみの令1685:
ツバメや犬を殺して死罪に、数十万人が罪に

町方50万人・男子32万人女子18万人
吉原遊女最盛期は5000-6000人
七、八歳で二、三両で売られ
十四歳から客を取り、二十五明け、二十七明けで満期

家康の時代に戻そうとした徳川吉宗1684-1751
一揆の増加と人口停滞を招く。

天明の大飢饉1782での餓死と大量の人肉食の記録、
百万人以上の餓死

・今日の一言(本文より)
百姓と胡麻の油はしぼればしぼるほど出るものなり。
농민과 참기름은 짜면 짤수록 나오니라.
农民和香油是越榨越出的东西。
Peasants are like sesame seeds; the more you sqeeze them, the more they produce.

タグ:小和田哲男
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