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さえずり言語起源論:新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ(岩波科学ライブラリー) [本(生物学]

『さえずり言語起源論:新版』
岡ノ谷一夫(心理学)
岩波書店(2010)


歌要素、チャンク、フレーズの階層構造。
NIf、HVC、RAという解剖学的階層に対応

ジュウシマツをヘリウム空気の中でうたわせる

ジュウシマツのメスは複雑な歌を好む

うかれ歌とくどき歌

小鳥に歌を聞かせるとその聴覚系で特異的な遺伝子が発現する

うかれ歌は歌が下手にならないように練習している
うかれ歌では自分の声をモニターするがくどき歌ではしないのだ。

ヒトの色覚は霊長類としては高いのはなぜか?
ヒトは果実食でビタミンCが豊富。
ビタミンC合成遺伝子を喪失した。
その後果実の少ない環境に変化。
果実を発見する能力が必要となり色覚が発達した。

状況と音列の相互文節化仮説
文法の壁を性淘汰で超える
文法が意味とは独立に進化したとする。

☆☆☆☆☆
私は著者の言語起源論を支持したい。

・今日の一言(本文より)
ジュウシマツは歌が下手にならないように練習している。
십자매는 노래를 못하지 않도록 연습하고 있다.
白腰文鸟为提高唱歌能力而练习。
In order not to be bad singers, finches practice singing.

タグ:岡ノ谷一夫
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