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英語で話すヒント-通訳者が教える上達法(岩波新書) [本(英語学習]

『英語で話すヒント』
小松達也(同時通訳者)
岩波新書(2012)


通訳とは相手の言うことを正しく理解して、
その内容を聞く人に分かりやすく表現すること。

英語力が未熟なときに英語で考えると考えまでが未熟なものになる。
だから考えるときは日本語で構わない。
不自由な英語で考えそれから英語で話そうとすると
かえって時間がかかるだけでなく思ったことも言えなくなる。

Translation is like a woman. If it is beautiful, it is not faithful. If it is faithful, it is most certainly not beautiful.
翻訳は女性のようなものだ。美しければ忠実ではない。忠実なら、おそらくは美しくない。

スピーカーが原稿なしに自由に自分の考えを述べる場合は通訳しやすい。
原稿を読み上げたものの通訳は難しい。

ヨーロッパでは通訳者は最初からバイリンガルが想定されている。

ネイティブ・スピーカーの話す速度は一分間に120-150語。

・今日の二言(本文より)
Christmas to me is basically a day to spend with your family, not just your parents and your brothers and sisters, but with all your family.
私にとってクリスマスは基本的に家族と過ごす日です。それもただ両親と兄弟というだけでなく、家族全員と過ごす日なのです。
나에게 있어서 크리스마스는 기본적으로 가족과 보내는 날입니다. 그것도 단지 부모와 형제만이 아니라 가족 다 함께 보내는 날입니다.
对我来说圣诞节是基本上和家人一起过的日子。而且不只是和父母和兄弟姊妹,而是和全家人。

I went to the zoo yesterday, and there I saw liars and tigers.
昨日、動物園に行って、嘘つきと虎を見た。
어제 동물원에 가서 거짓말쟁이와 호랑이를 봤/보았다.
昨天我去动物园看到了说谎的人和老虎。

タグ:小松達也
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