日本仏教思想論序説（講談社学術文庫）

『日本仏教思想論序説』
山折哲雄（日本文化、宗教、民俗）
講談社学術文庫（1985）

わが国における神々の諸現象を
インドに発祥する本質としての仏菩薩の
流転変化の働きによって説明する。

仏教の神秘体験の原理
現実離脱ドロップ・アウトと彼岸志向ユートピア願望。

慈悲：実践的な愛の感情
三昧：抑制された思索の集中

真言行者：入我我入型
法華行者：苦修練行型
浄土願生者：臨終正念型
禅者：心身脱落型

叡山の回峰行の断食は九日間で水一滴も飲んではいけない。
それは不可能と思ったが、葉上照澄師の回峰行体験記
というのがあるらしい。

ウィッテンベルクの肉塊マルティン・ルター
アルシュテートの悪霊ミュンツァー
の論争。

生身御影という親鸞の木像
親鸞の骨灰を漆にこめて塗りつぶす。

・今日の一言（本文より）
かつては仏陀も道を求めるしなやかなヒッピーのひとりであった。
예전에는 부처도 길을 추구하는 생각이 자유로운 히피족의 한 명이었다.
从前佛陀也是一个求道的灵活的嬉皮派。
In the past Buddha was also one of the free-minded hippies.

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