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日本語の古典(岩波新書) [本(日本語学習]

『日本語の古典』
山口仲美(日本語学、日本語史)
岩波新書(2011)


南総里見八犬伝は日本書紀からヒントを得る。

古事記は中国人によって書かれた部分と
日本人によって書かれた部分の二層になっている。

竹取物語の著者は仏典や漢籍に詳しい男性。

かぐや姫は月の世界から人間界に追放された罪人だった。

伊勢物語のテーマ。
愛するということは死をも恐れないこと

執筆の注意点
メモがあると書いてあることをすべて記したくなるが
詳しくとも印象の薄いものになる。

東海道中膝栗毛のレイプシーンとセクハラ。
現代的に見るとかなりひどい。

・今日の一言(本文より)
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
해와 달은 영원히 여행을 계속하는 과객이며 오고 가는 세월도 또한 여행자이다..
日月为百代之过客,来而复往之年岁亦属旅人。
The months and days are the wayfarers of a hundred generations, and the years that come and go are also travelers.

タグ:山口仲美
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コメント 1

ハマコウ

山口さん 以前ラジオ深夜便「あすへの言葉」に出演されたときの語り口が魅力的でした
本もおもしろいですね
by ハマコウ (2012-05-05 07:13) 

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