共産主義理論が暴く光武帝劉秀の正体! [光武帝劉秀(Emperor Guangwu)]
『简明中国通史』
吕振羽
人民出版社(1980)
この本の後漢部分の解説で、光武帝について書かれているので抄訳してみた。
地主階級の劉秀兄弟は家族と親戚を無理矢理武装させ緑林軍に加わる陰謀を練った。緑林軍に漢室を復興させるとたぶらかした。昆陽で緑林軍が王莽の四十万大軍を破ると、遠くから眺めるだけで兵士を動かさなかった劉秀が、真っ先に城に入り勝利の功績を独り占めにした。緑林軍の領袖はこれに怒り、劉縯を殺し劉秀も殺そうとしたが、劉玄が慌てて劉秀を河北へと脱出させた。
劉秀は河北に行くものの農民勢力のため居場所もなく部隊も飢餓に苦しんだがかろうじて地主の力で助かった。現地の地主の支持により勢力を確保すると、王郎や銅馬農民軍に対しては、劉邦同様の毒辣な陰謀を使い、併合できるものは併合し、あるものは仲間割れさせた。数十万の農民軍を吸収すると、劉秀が皇帝になるという予言書を散布して人々を騙し皇帝に即位した。
かくて劉秀は血なまぐさい陰謀によって農民軍を利用しあるいは滅ぼし、血塗られた玉座を手に入れたのである。
☆☆☆☆☆
共産主義理論恐るべし!
吕振羽
人民出版社(1980)
この本の後漢部分の解説で、光武帝について書かれているので抄訳してみた。
地主階級の劉秀兄弟は家族と親戚を無理矢理武装させ緑林軍に加わる陰謀を練った。緑林軍に漢室を復興させるとたぶらかした。昆陽で緑林軍が王莽の四十万大軍を破ると、遠くから眺めるだけで兵士を動かさなかった劉秀が、真っ先に城に入り勝利の功績を独り占めにした。緑林軍の領袖はこれに怒り、劉縯を殺し劉秀も殺そうとしたが、劉玄が慌てて劉秀を河北へと脱出させた。
劉秀は河北に行くものの農民勢力のため居場所もなく部隊も飢餓に苦しんだがかろうじて地主の力で助かった。現地の地主の支持により勢力を確保すると、王郎や銅馬農民軍に対しては、劉邦同様の毒辣な陰謀を使い、併合できるものは併合し、あるものは仲間割れさせた。数十万の農民軍を吸収すると、劉秀が皇帝になるという予言書を散布して人々を騙し皇帝に即位した。
かくて劉秀は血なまぐさい陰謀によって農民軍を利用しあるいは滅ぼし、血塗られた玉座を手に入れたのである。
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共産主義理論恐るべし!
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