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経済成長は不可能なのか-少子化と財政難を克服する条件(中公新書) [本(日本の問題]

『経済成長は不可能なのか』
盛山和夫(社会学)
中公新書(2011)


なかなか良書だと思う。
日本の政治家も
この程度の知識は持って欲しいところ。

経済数値では実質は理論的な架空の数値で
社会で動いているのか名目の数値。

スティグリッツ:
日銀はインフレで改善できる経済問題があるという考えそのものに抵抗している。

日本の生産性はアメリカの71%。

潜在成長率という概念は有害である。

エコ減税は効いていたことは、
消費者は流動性の罠に陥っていないことを示す。

失われた20年最も大きな要因は円高である。

国債の中央銀行の引き受けはアメリカもEUも行っている。
2010年11月のみでFRBは50兆円を購入した。

現行法でも民間の金融機関の国債を購入すれば同じことになる。

北欧は社会保障費は高いが経済成長している。

医療介護保育への社会保障は経済にプラスになる。

日本成熟社会でもう成長しないの嘘。
出生率1.8%で5%の経済成長率のスウェーデンは
まだ成熟していないのか?

埋蔵金の取り崩しと国債発行の負債拡大は実質的に同じ。

・今日の一言(本文より)
社会保障の生産性は政策で決まる。
사회 보장의 생산성은 정책으로 결정된다.
社会保障的生产率由政策决定。
The productivity of social security depends on the policy.

タグ:盛山和夫
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