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世の中の意見が“私”と違うとき読む本―自分らしく考える(幻冬舎新書) [本(日本の問題]

『世の中の意見が“私”と違うとき読む本』
香山リカ(精神科医)
幻冬舎新書(2011)


悪い相対主義思考に毒された、
できの悪いエッセイ。
駄目日本人の典型思考。
こんな人がいっぱいいるから日本は転落していくんだろうな……

相対主義的に中庸が正しいという考え方は、
穏当で知的に見えるが、ただの思考停止に過ぎない。
真実はときに極端にある。
中間を取ると駄目なのは、
科学史の勉強でもすればすぐわかると思うがね。

95点取ったら怒られた加藤智大と、
母さんの子で幸せでしたと答えた小林竜司の違い。

ホメオパシーは科学的まだ解明されていない治療法。
精神科医はホメオパシーに好意的なんだ……
どっちも非科学的だもんな。

本のバブル。
茂木バブル⇒勝間バブル⇒池上バブル

最期にこう述べている。
バランスが保たれた折衷案を追求していくしかないと思うが
これも素人考えに過ぎないのか。

なんだよくわかっているじゃないか(笑)
まさに素人考えそのもの。
下手の考え休むに似たりだよ。

・今日の一言(本文より)
ほどよくバランスを保つのがいちばんむずかしい。
알맞게 균형을 유지하는 것이 가장 어렵다.
适当地保持平衡最难。
It is temperately most difficult to keep the balance.

タグ:香山リカ
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