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張家山漢簡『算数書』の総合的研究 [本(東洋史]

『張家山漢簡『算数書』の総合的研究』
大川俊隆(中国古文字学)
大阪産業大学産業研究所(2006)


張家山漢簡『算数書』の論文集。

算数書は算木計算を下敷きにして書かれている。

190枚の竹簡に69の問題。
その中に誤答が11題ある。
昔の数学の水準なので仕方ないのかも。

竹簡の書写は一句一句読み上げて多数の人が写す。
なるほど一人ずつ見て写すより速いね。

・今日の一言(本文より)
術曰,以六十為法。以五十五乘十五為實。
这个方法说,把60作为分母,55乘15作为分子。
術に曰く、60を分母にとり、55に15をかけたものを分子にとる。
The method says: take 60 as the divisor, and take 55 times 15 as the dividend.
술에 따르면, 60을 분모로 하고, 55에 15를 곱한 것을 분자로 한다.

タグ:大川俊隆
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