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高校生のための精神分析入門(ちくま新書) [本(哲学思想]

『高校生のための精神分析入門』
清田友則(精神分析学、比較文学)
ちくま新書(2008)


ほとんどできの悪い宗教のようで説得力がない。

精神分析とは人間の無意識を探求する学問であるとし、
フロイトのスキャンダラスな部分だけが正しいとする。

失礼ながらフロイトは科学ではなくただの教祖である。
少なくとも科学と呼ぶ条件は満たしていない。

精神分析の派閥。
フロイト⇒ラカンが本流、
ユング、アドラー、クラインは支流。

性の根幹にエディプスコンプレックスがある。
エディプスコンプレックスとはママとセックスしたいという欲望。
これにより人間を解説している。

フロイトの理論は、典型的なプラシーボを生みやすい象徴理論体系で、
基本的には新しい宗教に過ぎないと思う。

・今日の一言(本文より)
昼は淑女、夜は娼婦のようであれ。
낮에는 요조숙녀, 밤에는 창부 같이 해.
Lady by day, hooker by night.
白天像淑女,黑夜像妓女。

タグ:清田友則
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