独裁者 “ブログ市長”の革命

『独裁者 “ブログ市長”の革命』
竹原信一（鹿児島県阿久根市長、航空自衛隊）
扶桑社（2010）

ブログを読むとやはりかなり変人であると思う。

欧米の地方議員はボランティアか年収50万程度。

政務調査費で観光旅行や家電購入する市議。
市議や区議は条例を一本も提出しないのが普通。

地方議会では議論は会議規則で禁止されている。
議会は議論の場ではないのだ。
しかも質問も年三回までとか。

阿久根市職員給与平均655.6万。
日本の民間給与平均437.2万。
阿久根市民平均給与200-300万。

市政改革の基本は高すぎる市職員給与の是正。

これは正直、絶望的な考えだと思う。
20年間、政府がデフレを放置した結果、
給与の下がらない公務員が突出したわけで、
これを是正できるのは政府であって自治体ではないからだ。

成功した自治体。
長野県下條村は出生率2.04。
職員の半減し、資材支給事業などを行う。
こうした成功例は調べて面白そう。

・今日の３言（本文より）
人より先に行っているから非難される。
남보다 앞서 있기 때문에 비난을 받는다.
因为他太先进，被别人批评。
He is too advanced so everyone criticizes him.

あの人は宇宙人とでも思ってやる事をいちいち気にしないように。
저 사람은 외계인따위라고 생각하고 그가 하는 일을 일일이 걱정하지 말도록.
把他作为外星人吧，不要介意他的所作所为。
Don't worry about everything he does as he is a space alien.

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