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知性の限界-不可測性・不確実性・不可知性(講談社現代新書) [本(哲学思想]

『知性の限界-不可測性・不確実性・不可知性』
高橋昌一郎(論理学、哲学)
講談社現代新書(2010)


前作の続きというか残り物という感じ。
哲学から少し離れた話が多い。

哲学者の独り善がりな造語趣味はカントから始まった。

哲学者の戦い。
ウィトゲンシュタインは第一次大戦で二度の勲章。
ファイヤアーベントはナチスドイツで鉄十字賞。

アクィナスの神の宇宙論的証明:
どんなものも動かすものがないと動かない。

アンセルムスの神の存在論的証明:
神が全能なら存在もできる。

ペイリーの神の目的論的証明:
動植物には設計者がいる。

ワインバーグ:
宇宙が明確になるにつれて宇宙に意味がないことがますます明確になっていく。

・今日の二言(本文より)
That's one small step for man, one giant leap for mankind.
人間にとっては小さな一歩にすぎないが人類にとっては大きな飛躍である。
이 한걸음이 나 한 사람에게는 작은 발걸음일 뿐이나 인류 전체에게는 위대한 도약이다.
这是人的一小步,却是人类的一大步。

Philosophy of science is as useful to scientists as ornithology is to birds.
科学にとっての哲学は鳥にとっての鳥類学者と同じぐらい役に立つ。
과학에 있어서의 철학은 새에 있어서의 조류 학자와 마찬가지로 도움이 된다.
对科学家来说的哲学像对鸟类来说的鸟类学者一样有用。

タグ:高橋昌一郎
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