SSブログ

親鸞 その思想史-日本の精神的伝統をさぐる(三一新書) [本(仏教]

『親鸞 その思想史』
森竜吉(思想史、宗教史)
三一書房(1961)


宗教としての日本仏教、親鸞の思想を知る。

平成業成:
神や仏を頼まなくとも平素から救われているのだという考え。

太宰春台の聖学問答:
一向宗の門徒は弥陀一仏を信じること専らにして他の仏神を信ぜず。
如何なることありても祈祷などすること無く、
病苦ありしても呪術符水を用いず。
ほとんど無信教みたいだ。

親鸞はアニミズムやシャーマニズムなど
日本古来の呪術的な考え方を否定したとしている。

客観的な論理に自分を空しうして生きることだけが
ただ一つの安心のできる生き方。

なぜ念仏なのか。
念仏は易きが故に一切に通ず。
諸業は難きが故に諸機(もろもろの人)に通ぜず。
すなわち仏教で言われる修行では、
ほとんどの人が救われないことに疑問を感じたのである。

日本で仏教は論理的でなく心理的なものとして発展した。
無常観でなく無常感になったのだ。

部落の80%が親鸞の信仰らしい。

・今日の一言
日本で仏教は論理的でなく心理的なものとして発展した。
일본에서 불교는 논리적이 아니고 심리적인 것으로서 발전했다.
在日本佛教不是作为伦理性的东西而是心里性的东西发展的。
In Japan, Buddhism has developed as a psychological matter, but not as a logically matter.

タグ:森竜吉
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

자동번역에 관해서Minty-A Story of You.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。