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ナイチンゲール-神話と真実 [本(人物伝記]

『ナイチンゲール-神話と真実』
ヒュー・スモール(経営コンサルタント)
みすず書房(2003)


クリミア戦争後の10年の思考の分析。

原題:Avenging angel(復讐の天使)

ナイチンゲールは帰還後、こう考えていた。
クリミアの野戦病院における看護の総監督だったとき
自分をはじめとする医療スタッフが
初歩的な衛生事項への注意を怠ったがために
一万四千人もの兵士を死なせてしまった。

スタクリの初期の死亡率の高さは
栄養失調と過労が原因と認識していたのが誤りだったのである。

過ちを犯した一人の若い女性と、
彼女がその後どのように責任を取ったのか。

対立していたと考えられ、
いつもナイチンゲールが罵っていたパンミュアは、
裏でナイチンゲールを支えていた人物であるという。

看護覚え書は反看護、反医師、反病院の普通の女性のための本。
看護師ではなく家族の健康のため書かれた家族ケアの入門書である。

ナイチンゲールは手紙魔である。
残存する手紙は一万二千通もあるという。

・今日の一言(文中より)
大衆は自分たちに想像の余地が残されているものを好みます。あまりにも明白なことが抜けているのに気づくと自分の賢さに大喜びするものです。
대중은 자기들에게 상상의 여지가 남겨져 있는 것을 좋아합니다. 너무나 분명한 것이 빠져 있는 것을 발견하면 자신의 슬기로움에 아주 기뻐하는 것입니다.
大众喜欢自己可以想象的东西。他们当发现漏掉了很明显的事情的时候,非常高兴地感到自己很聪明。
People like something to have a room for imagination. They are very pleased at their own wisdom when they find an obvious thing is missing.

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