英語は絶対勉強するな!英語で勉強しろ!Oxford Paperback Reference で! [本(英語学習]
某ベストセラーのタイトルを修正する形で。
あの本の内容ってものすごい大量の勉強を要求していて、
何が"勉強するな!"のかかなり不可解である。
そこで、本当に"勉強するな!"にふさわしい内容を考えてみた。
それが"英語は絶対勉強するな!英語で勉強しろ!"である。
英語を目的ではなく手段とする、イマージョン方式の学習だ。
そしてそれに使うのが専門辞書である。
普通の洋書を読むのもいいけれど、
専門辞書というのもなかなか勉強しやすい。利点を挙げよう。
1.辞書とはわかりやすく説明した本、故に小説などより簡単に書かれている。
2.辞書だから頭から全部読もうと気負う必要もない。
3.項目ごとに小さく分かれているから、区切りのいいところで止めるなど、少しずつ進めることができる。
4.クロスリファレンスが豊富で、項目の最期に関連語があるので、そこへ跳ぶことで続けて読むこともできる。
5.自分の興味のあるジャンルを楽しんで学ぶことができる。
6.英語の勉強になるだけでなく、その学問の研究にもなる。英語だけだとモチベーションが維持しにくい場合も、自分の仕事に関係するテーマならモチベーションが維持しやすい。
お薦めは、
Oxford Paperback Reference。
円高の今なら一冊1000円~2000円ぐらいで買えるのだ。どの辞書も日本語版は5000円~20000円もするから、倹約した気分にもなれる。(笑)
Oxford Paperback Referenceは111種類もあるので、
どこかに必ず自分の興味のあるジャンルがあると思う。
新語、会計、動物行動学、建築、天文学、生物学、英国史、英国地名、仏教、経営学、化学、キリスト教芸術、コンピュータ、現代史、革新理論、歯科学、地学、生態学、経済学、教育学、英語姓、環境保護、金融、英語名前、栄養学、地理学、法律、法執行、現代アート、現代デザイン、看護学、物理学、植物学、ローマ法王、ことわざ、心理学、科学、シェークスピア、社会学、宇宙探検、スポーツ科学、統計学、迷信、聖書、気象学、国際単位、世界史、動物学、戦史、世界の国、音楽の基礎、文章読本、カラー医学、ミニ百科事典、医学、考古学、引用文、婉曲語法、毎日の文法、ミニ看護学、アメリカ芸術、外来語、ユーモア引用文、現代引用文、現代スラング、音楽用語、音楽作品、ニックネーム、テーマ別引用文、押韻詩、科学引用文、英単語用法、トランプゲーム、古典文学、英文学、芸術用語、語源学、言語学、数学、音楽、政治学、キリスト教会、英国王と女王、英国黒人史、宇宙論、一族と地方史、アイルランド史、スコットランド史、風刺句、芸術と芸術家、神話と宗教、ダンス、英文法、イディオム、イスラム、文学用語、現代スラング、哲学、ローマ法王、押韻スラング、キリスト教聖者、スラング、同義語反義語、古典世界、アーサー王文学と伝説、演劇、海事、私たちの未来 逆引き 今日は何の日 世界の宗教 薬 世界の創造説 プラトン神話 科学者
さらに数年に一回は改訂されるので、
専門家による最新の情報が得られる。
さらにアマゾンだと辞書の立ち読みができる。
オックスフォードの方針なのか、驚いたことにほとんど無制限に読める。
私は既に大量に読んだが、制限をくらったのはまだ2回だけだ。
Paperback は使い方に注意点がある。
最初に背表紙を満遍なく曲げて小さく折り目を付けないと、変に割れてしまうのだ。構造的に真ん中が割れやすいので、両端の2割、3割あたりを先に曲げておくと、開いたときうまく背表紙が弧を描くようになるようだ。
円高の今こそチャンスである!しかも今月は送料完全無料だし。
《A Dictionary of Psychology》
心理学の英語の辞書。
この値段で二段組みで1000ページ近いとは……
アメリカ図書館協会優秀参考書賞受賞。
Over 11,000 entries。896pages。2段組。2009/04。
《The Concise Oxford Dictionary of Linguistics》
言語学。
言語学者の伝記もある。
外国語好きなら是非一冊。
Over 3,150 entries。464pages。1段組。2007/10/15。
《The Concise Oxford Dictionary of Mathematics》
数学。
数学は本質的に英語圏だしね。
分数だって逆読みしないでいいし。
数学者の伝記もある。
Over 3,000 entries。528pages。1段組。2009/6/7。
《Oxford Dictionary of Scientific Quotations》
科学引用集。
ダーウィンやアインシュタインなど科学者の発言だけでなく、文学者の科学についての発言もたくさんある。
736pages。2段組。2006/9/7。
《Concise Oxford Companion to the English Language》
まさに英語の百科事典。
文法説明から関連語彙、日本関連まである、英語を極める一冊。
712 pages。2段組。2005/12/15。
《A Dictionary of Astronomy》
天文学辞典。
天体固有名詞が豊富ある、天文ファン垂涎の一冊。
天文学者の伝記もある。
Over 4,200 entries。576 pages。1段組。2007/10/8。
《A Dictionary of Biology》
生物学辞典。
最新用語も豊富で、生物学者の伝記もある。
Nearly 5,500 entries。736 pages。2段組。2008/3/15。
《The Oxford Dictionary of Philosophy》
哲学辞典。
日本語の難解な哲学用語が実は英語の方が簡単だというのは有名な話。英語圏では日本のように新しく造語せず、既存の平易な英語を哲学用法として転用しているためだ。
哲学者の伝記もある。心理学辞典は伝記がないので、心理学者の伝記は、生物学辞典と哲学辞典で読む。
Over 3,000 entries。416 pages。2段組。2008/10/2。
《A Dictionary of World History》
世界史辞典。
英国から見た世界の歴史がわかる。
光武帝劉秀の名前がないぞ!(怒)
焚書にしてやる!
Over 4,000 entries。720 pages。2段組。2007/3/9。
《The Concise Oxford Dictionary of English Etymology》
英語語源学辞典。
日本人に一番売れている本。ボキャビルに大人気だ。
Over 17,000 entries。576 pages。2段組。1993/7/29。
《A Guide to Battles: Decisive Conflicts in History》
戦史事典。
これはアルファベット順ではない。
西洋の戦闘や近代戦の歴史を知る。
Almost 300 entries。448 pages。1段組。2009/3/5。
《A Dictionary of Computing》
コンピュータ用語辞典。
出たばかりの最新辞典だ。
Over 6,500 entries。592 pages。2段組。2009/9/3。
《A Dictionary of Buddhism》
仏教辞典。
日本の宗教教祖の名前もある。
日本仏教の国際的な地位もわかる。
Over 2,000 entries。368 pages。2段組。2008/9/4。
タイトルが、A で始まるのと、The で始まるのとの違いが面白い。
この方法は自分でもなかなかお気に入り。
私は自分の英語力が十分についたら、
英語学習の本を出したいと思っているのだが、
そのときの新発案として考えているものが3つあり、それが、
1.先生と話すための英会話集
2.語彙力強化のPersonal Thesaurus Method
3.英語で学ぶOxford Paperback Reference
なんだな。
・今日の一言
英語は絶対勉強するな!英語で勉強しろ!
영어공부 절대로 하지마라! 영어로 공부해라!
千万别学英语!用英语学习!
Don't ever study English! Study in English!
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