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光速より速い光-アインシュタインに挑む若き科学者の物語 [本(物理/天文]

『光速より速い光/ジョアオ・マゲイジョ/NHK出版/2003』
著者:ポルトガル出身の理論物理学者
評価:自伝+理論紹介


重力は重力それ自体からも出ている。
これってどういうことだろ?

光は真空を媒体とする振動のこと。

アインシュタインの変人ぶり。
大きい猫と小さい猫を飼っていたアインシュタインは、
ドアにも大きい穴と小さい穴を空けた。
大きい穴一つで十分じゃん!

宇宙の膨張は加速している。謎の斥力の存在。
真空の重力は斥力であり真空は負の重さを持つ。

宇宙の年齢150億年が宇宙の地平線。
しかしその向こうにも宇宙は広がっている。

イギリスは無学な人たちのほとんどが
自分の子どもにも無学であってもらいたいと思う世界で唯一の国。
日本もそうなんだが、どういう共通点があるんだろう?

最近の実験では遠くの星雲と微細構造定数が違うことが示唆。
著者は光速度はかつてもっと速かったとしている。
光速度Cが減少していると考えているのだ。
この考えはインフレーション理論を追放するものでもある。
物理学に革命が起こるのも近いのかも。

考えてみれば、光速度Cは光の速度そのものではない。
光はCより遅くなることができる。
あらゆる物質はCより速く動かない。
万物の速度の上限がCである。
すなわちCは光とは関係がない。
Cは空間の性質である。
宇宙の膨張ととも空間の性質に変化があってもおかしくない。

私たちがかつて光の動きと考えていたのは誤りで、
光はただ振動しているだけであり、モノが動くのと、
遠くの星から光が到達するのは全く別の事象だと思う。

物質は空間の励起状態であるから、
Cとは真空の振動に関する定数なのだろう。

・今日の二言
真空は負の重さを持つ。
진공은 부의 무게를 가진다.
真空有负数的重量。
Vacuum has negative weight.

大きい猫と小さい猫を飼っていたアインシュタインはドアにも大きい穴と小さい穴を空けた。
큰 고양이와 작은 고양이를 기르고 있었던 아인슈타인은 문에도 큰 구멍과 작은 구멍을 뚫었다.
爱因斯坦养了大猫和小猫,他在门里挖了大窟窿和小窟窿。
Einstein, who had a big cat and a small cat, also made a small hole and a big hole in the door too.

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