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迷走する物理学 [本(物理/天文]

『迷走する物理学』
リー・スモーリン(量子論重力理論、宇宙論、相対論)
ランダムハウス講談社(2007)


物理学最前線。

宇宙のほとんどは見えない物質。
物質密度の70%はダークエネルギー、26%はダークマターで、
通常物質は4%しかないのだ。

プランク長さと特殊相対論の矛盾点。
最短の長さに対して光速度近くで動くとさらに短くなってしまうこと。

驚くべきVSL宇宙論。Variable Speed of Light。
宇宙が始まった頃は光は今より速く伝わったとする。
低エネルギーの光子のみ速さが一定なのである。
インフレーション理論が不要になるのだ。
これは案外に有望なのではないかと思う。

空間が根本的なものだという考えを捨てる。
空間はより根本的な記述から発生するという。
空間を連続体とするのは錯覚で、
空間は数えることのできる積み木のようなもの。
空間は離散的な原子でできているという。

・今日の一言(本文より、アインシュタイン)
It's not that I'm so smart, it's just that I stay with problems longer.
私は頭がいいわけではない。問題に人より長い間とどまれるだけだ。
나는 똑똑한 것이 아니라 단지 문제를 더 오래 연구할 뿐이다.
并不是我很聪明,而只是我和问题相处得比较久一点。

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