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民主主義という不思議な仕組み(ちくまプリマー新書) [本(哲学思想]

『民主主義という不思議な仕組み』
佐々木毅(政治学史、政治思想史、政治学)
ちくまプリマー新書(2007)


民主主義思想史。

古代の民主主義のイメージは芳しくない。
衆愚政治とみなされていたのだ。
理想の政治体制って何だろうか……

ギリシャ民主政治の転機は海軍の重要性。
漕ぎ手として貧しい人を動員する必要ができたため。
近代民主主義は鉄砲が生み出したというのに似ている。

人間は論理的ではない。
人間は複雑な物事を見てから判断するのでなく決定してから見る。
自分に都合のいい事実だけを見てしまうのだ。

ヒトラーの政治方針の一つ。
大衆には二つ以上の敵を示してはならない。一つに集中すること。
選挙のときもこれが有効なわけだ。
郵政選挙なんて典型的だったものな。

・今日の一言
人間は物事を見てから判断するのでなく決めてから見る。
인간은 사물을 보고 나서 판단하지 않고 정하고 나서 보기 마련이다.
人不是看到事物后判断,而是判断之后看事物。
We don't make decisions after looking at things, but make decisions and then look at things.

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