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心は遺伝子の論理で決まるのか-二重過程モデルでみるヒトの合理性 [本(心理学]

『心は遺伝子の論理で決まるのか』
キース・E・スタノヴィッチ(発達・教育心理学)
みすず書房(2008)


これからの時代の合理性のあり方を問う。

利己的遺伝子という考え方の意義。
ヒトは、遺伝子がみずからの利益になるとなれば、
いつなんどきでも乗り物を犠牲にするという
驚愕の事実を認識した最初の乗り物であること。

トウェルスキーとシェイファーの実験。
試験を終えた学生に魅力的なハワイ旅行を提示。
試験に通った学生の半数強が購入した。
しかし試験に落ちた学生はさらに多く購入した。
ところが試験結果を知らない学生は三分の一が購入した。
合理的ではないのだが、
目前が不確定だと次のことを考えないということらしい。

人はときに読まない本も買う。
『ホーキング宇宙を語る』は、
史上もっとも読まれずに終わる本の有力候補らしい。
興味ない人には難しいと思うけど、
天文学の好きな人には簡単な本ではなかろうか?

・今日の一言
『ホーキング、宇宙を語る』は史上もっともたくさんの人が買って読まない本になるだろう。
<시간의 역사>는 역사상 가장 많은 사람이 사기만 하고 읽지 않는 책이 될 것이다.
《时间简史》将成为历史上最多人买而不看的书。
"A Brief History of Time" will be the best seller book which most people don't read in history.

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