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心の脳科学-「わたし」は脳から生まれる(中公新書) [本(脳科学]

『心の脳科学』
坂井克之(認知神経科学)
中公新書(2008)


脳と心の関係を知る。

顔細胞は顔だけではない。
バードウォッチャーが鳥を、
カーマニアが車を見るときも反応する。

意識の仕組みは循環にあり。
高次領域の信号が一次視覚野に戻ってくることが
視覚意識の成立に必要。
自分自身の後ろ姿と身体への触覚情報の一致は、
映像を自己の身体と認識させる。

リベットの自由意志実験よりさらに驚愕の実験。
指の運動の8秒前から前頭葉内側部の活動が変化。
8秒はさすがに長い。
何かの間違いじゃないかもと思える。

学習すると脳が大きくなるが他の領域が小さくなる。
タクシードライバーは海馬が5%大きいけど、前方は1割小さい。

ある植物状態の患者。
運動の想像の支持に関連する部分が反応。
何と思考している可能性があるらしい。
想像すると恐ろしいところだ。

ある40歳の男性が小児性愛に走る。
脳腫瘍が前頭葉に発見され、除去すると性癖も消滅した。
脳が性格まで変えたケース。

・今日の一言
学習するとその部分の脳が大きくなる。
If you learn something, the place about it in your brain becomes larger.
학습하면 그 부분의 뇌가 커진다.
学习某个事情,大脑里的对应的部分会变大。

タグ:坂井克之
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