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[補足編] 本当の最速語学学習法-翻訳プライベートレッスン&シットコム・リスニング [電子辞書&機器]

本当の最速語学学習法-翻訳プライベートレッスン&シットコム・リスニング
の補足編。

●プライベートレッスンの使い方
大事なのは、一緒に考えるというスタンス。
わからなくても気にしないでくださいと言っておく。
大事なのは正解を知ることではなくネイティヴの感覚を知ること。
間違い水準の指摘をきっちりお願いする。

A 完全正解
B 意味は伝わるし文法も正しいがネイティヴが使わない不自然な表現
C 言いたいことは理解できるが、文法が間違い
D 文法は正しいが意味が違う
E 文法も意味も推定不能なレベル

この段階を一つ一つ認識するのがよい。

また金額を抑えるためにも、事前準備をさせないこと。
実際、今や電子辞書があるので事前準備は不要なのだ。
先生の事前準備はテキストを辞書で確認することが多かったわけだが、
電子辞書ならその場で引けばまず問題がない。

プライベートレッスンの標準金額は一時間3000円だけど、
それよりずっと安くできると思う。

文章の添削は、持ち帰らせない。
持ち帰って添削すると、時間が不確定で料金を決定できなくなるし、
まじめな先生は死ぬほど時間を使って可哀想だし、
手抜き先生だと腹立たしくもある。
自分の意図と違う方向に添削される可能性もある。
それにどう間違っているかを丁寧に聞くのも大事なことであるのだ。

他の言語の会話テキストを翻訳するのはかなりお勧めの方法である。
私は英会話のテキストを中国語/韓国語に翻訳して添削してもらったが、
見事に真っ赤になってしまった。
一応、私は中国語の通訳でお金をもらったことがあるし、
翻訳内容は全く普通の日常会話なのに……
意味が通じないのではなく、不自然な表現がどんどん判明した。
上記の水準のBレベルが大量にあったのだ。
これなどプライベートレッスン翻訳ならではの学習法だと思う。
会話ではネイティヴは相手のBレベルを訂正しないからだ。

それと一番大事なことを指摘すると、
若くて可愛い女子留学生相手だとデートみたいで楽しいよ!(笑)

●シットコムの使い方
ディクテーションしたり、
知らない単語を電子辞書でひいて単語帳登録する。
どうしてもわからないところは先生に聞く。

日本語吹き替えがあるなら、
日本語を聞いてから外国語を聞くという手もある。

シットコムのようなものを使うと、
語彙が丁寧でないため先生が嫌がる可能性がある。
これはスピーキングとリスニングの違いを混同しているため。
使えるようにするためではなく、理解できるようにするためなのだ。
ネイティヴは、使える語彙の約3倍の語彙が理解できる。
覚えた単語がすべて使えるのは不自然なのだ。
話せる単語1つに聞き取れる単語2つは欲しい。
この二つはそれぞれ別の方法で鍛えるべきである。
すなわちテキストとシットコムである。

シットコムの利点には一回が短いというのもある。
25分程度なので、一回の学習に手頃な長さなのだ。
また笑えるので、多少わからなくても退屈しない。
アクションシーンなどないので、会話がぎっしりだし、
同じ場所と状況ばかりなので、内容も理解しやすい。
それでいて登場人物も老若男女入り交じるので、言葉も多彩である。

●電子辞書の単語帳の使い方
例文中での対訳で覚える。通常は一番最初に出る例文でよい。
ただし辞書には辞書特有の配列がある。
歴史順配列、頻度順配列、種類別配列の3つである。
だから必ずしも覚えるべき訳語が一番最初とは限らない。
複数の意味を持つ単語の場合は、
例文数が最も多い意味の一番目の例文の対訳で暗記するのがよい。
その訳がその単語の意味のコアである可能性が高いからだ。

暗記の手順。
単語帳のページから、対訳を当てる。
もし一発正解したら、
例文を音読してから削除もしくはチェックを付けて後で削除。
不正解なら一つ上のリストに戻る。
戻って正解したときは、削除/チェックせず次の単語へと進む。
正解するまで反復するので覚えやすいし、
一回の暗記の分量が自由にできる。

外国語⇒日本語の単語帳では口にするだけでよいが、
日本語⇒外国語の単語帳では、書き出してチェックする。
スペルミスの可能性があるため。
中国語の場合は漢字だけでなく声調の数字もつけた方がよいだろう。

最初のページの単語は正解しても削除しない。
つい最近リスト入りした単語であるため、
長期記憶に移行していない可能性がある。

削除前に例文を音読し、詰まらずに読めるまで練習する。
英中、中韓、英韓の例文では、
読むごとに意味が染み込む感じで面白いのでお勧め。
また言語構造の違いも理解できて興味深い。

・今日のR9の一言(こういう例文を読むのが面白い)
他们厂今年的产量翻了两番。
그들 공장은 올해 생산량이 4배로 증가했다.
彼らの工場の今年の生産量は四倍に増加した。
The production of their factory increased fourfold this year.

最初、"翻了两番"って何だっけ、と思いつつ、
"4배로 증가했다"を読んで、ああ"4배로 증가"ね
と思ったりするわけ。

さらに語順を考えると、
韓国語と日本語は同じで、中国語も似ているけど、
日本語の"の"が多数反復するのに、
韓国語の"의"、中国語の"的"、英語の"of"は、
あまり反復できないのがわかり、
うーん、なるほど、とか思っちゃう。

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