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調べる技術・書く技術(講談社現代新書) [本(読書と文章]

『調べる技術・書く技術/野村進/講談社現代新書/2008』
著者:ノンフィクション・ライター
評価:ノンフィクションの書き方


ヨーロッパ人の個性。
イギリス人は歩きながら考える。
フランス人は考えてから走り出す。
スペイン人は走ったあとに考える。

日韓中で比較すると、
韓国人が走ったあとに考えるのは確定。
考えてから走り出すのは日本人で、
歩きながら考えるのは中国人かな?

養老孟司はインタビューで相手の知識を試すらしい。
編集者を"勉強しなおしてこい"と追い返したこともある。
……というか、養老先生、
本を書く前にそのジャンルを勉強した方がいいんじゃない?
面白いからって放言しちゃいけませんよ。

本を書くにはたくさん本を読む必要がある。
本田靖春は、一日に二三冊をその関連の本を、
三年読み続ければその分野のオーソリティーになれるという。
しんどいわい。

訪問は約束の時間ちょうどか一、二分遅れが望ましい。
これは常識だよね。

原稿に集中するための技法。
原稿を書く前にお気に入りの文章を読むという。
それをペン・シャープナーというらしい。
私は何にしようか?
文体が好きなのは、平塚らいてうなので、
これを読んで勢いづけようか。

『小論文トレーニング/貝田桃子/岩波ジュニア新書/2003』
著者:高校国語教諭
評価:高校作文授業日記

羽曳野市で先生に制服を着せようという話があった。
生徒からすると、自分たちに許されないことを先生がすることに、
不公平を感じているわけだ。
これは、義務と自由の関係を考えなければならない。
自由の大きさは義務の大きさに比例するのだ。
子どもは義務が小さく、自由も少ないのだ。
なぜなら能力が小さく大きな義務をこなせないからだ。
問題は大人に義務を履行しない人が多いということだろう。

『ぐっとくる題名/ブルボン小林/中公新書ラクレ/2006』
著者:コラムニスト、小説家
評価:軽いエッセイ

エイリアン2はAliens、1作目から複数形になっただけだそうな。
エイリアン、エイリアンズ……2よりいいね。


『科学者が見つけた「人を惹きつける」文章方程式/鎌田浩毅/講談社+α新書/2004』
著者:火山学者
評価:分類してラベリングしただけで内容なし

こんなの科学と呼ぶなよ。科学に失礼というものだ。


・今日の一言
原稿を書く前に読むお気に入りの文章のことをペン・シャープナーと呼ぶ。
Favorite sentences which are read before writing a manuscript are called "pen-sharpener".
원고를 쓰기 전에 읽는 마음에 드는 문장을 펜샤프너(sharpener)라고 부른다.
写原稿之前喜欢读的文章叫"卷钢笔刀"。

タグ:野村進
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